映画「おくりびと」～納柩師の仕事～

アカデミー賞受賞作品「おくりびと」を見てきました。
来生に旅立つ人を丁寧に柩に納めるという納柩師の仕事。
これまで、クローズアップされることのなかった仕事が脚光を浴びました。

偶然から飛び込んだ世界での職業選択。
人に敬遠される仕事だが、社長（師）との出会いによって
取り組んでいくうちに「人の最後を丁寧に見送る」という仕事の
尊さ＆奥深さが理解できプロとして極めていく姿が描かれています。

・人の一生の最後をいかに看取るかについて
・仕事との関わり＆選択について
・いかに生き、いかに死ぬかについて・・・・

深く考える良い機会になること請け合いです。

「仕事は、このままでいいのかな？」と思い悩んでいる人がいたら
ぜひ見ていただきたいおススメの映画です。

人の死は「門」だという火葬場の職員＆銭湯の常連
「今までありがとう。また、会おうな」が柩に向かっと声をかける。

より良く生きることがよりよく死ぬことにつながる
「この世」から「あの世」への門を、あなたはどんな風にくぐっていきたいですか？
学生時代に人の輪のゲートをくぐりぬけた記憶がよみがえってきました。
願わくば、人に喜んでいただける人生を全うし、花道をくぐりぬけたいなあ .